三井不動産

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2023年3月17日

東日本大震災復興支援プロジェクト「WAKU!WAKU!2023」開催

スポーツの力で街を元気に。

子どもたちの元気な声が街に響き渡れば

みんなの力が湧き、未来の街が沸く!

 

スポーツを楽しむことで子どもたちが元気になる

2023年3月8日、仙台市泉区にある「三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE!」を会場に「WAKU!WAKU!2023」が開催されました。このプロジェクトは、地域の未来を担う子どもたちに思い切りスポーツを楽しんでもらうことを目的に、東日本大震災復興支援の一環として2020年から実施しているもので、今回は仙台市立四郎丸小学校4年生78人がサッカーとスケートにチャレンジしました。快晴の空の下、各界で活躍するトップアスリートから直接指導を受けながら、体を動かすことの気持ち良さ、スポーツの楽しさを満喫しました。

 

トップアスリートとの出会いで子どもたちの夢が芽ばえる

ゲスト講師は、フィギュアスケーターの本郷理華さん、昨年末に現役引退したベガルタ仙台の富田晋伍さん、コルジャ仙台ブラインドサッカークラブの鈴木里佳さん、いずれも宮城にゆかりのある3人。特にスケートやパラスポーツのブラインドサッカーは初めてという子どもたちも多く、まずはリンクの氷やボールに触れるところから始めました。最初はうまくできなくても、講師からトップアスリートならではのコツを教わるとすぐに上達し、それぞれの競技に興味を持ったよう。会場は、子どもたちの歓声と満面の笑顔であふれていました。

 

子どもたちの元気な声で街がもっと盛り上がる

スポーツを通じて大きな声でコミュニケーションを取り、駆け回り、たくさん笑い、トップアスリートとの貴重な時間を体験した子どもたち。3年に渡るコロナ禍で制限されてきた生活。しかし、この経験を通してさまざまなことに挑戦し、夢中になれる「何か」を見つけたり、新しい可能性を感じてくれたらうれしいです。子どもたちの元気の輪が広がれば、街にも活気が生まれます。三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE!は、これからもスポーツの力で街を元気にする、ワクワクするような活動を通じて、この街の未来に貢献していきます。

 

 

【子どもたちからのメッセージ】

 

プロのテクニックに感動!

将来の夢はプロのサッカー選手です。少年団に入ってサッカーを習っていますが、プロに直接教えてもらうのは初めての経験でした。富田先生は、ボールだけじゃなく周りもきちんと見てプレーしていてすごいと思いました。プロのテクニックを目の前で見ることができたので、参考にしたいです。

 

友だちと滑れて楽しかった!!

スケート教室では、最初に本郷先生のデモンストレーションを見ました。テレビで見るより迫力があり、すごくきれい!手を前に出すとバランスが取りやすいと教えてもらったので、うまく滑ることができました。家族とスケートをしたことがありますが、今日は友達と一緒に滑れたのが楽しかったです。

 

音だけで蹴ることができて面白かった!

ブラインドサッカーはテレビで見たことはあるけれど、プレーするのは初めてでした。アイマスクをすると何も見えなくて転びそうになりましたが、ボールの音と指示の声だけできちんとボールを蹴ることができたのはうれしかったです。ブラインドサッカーに興味が湧きました。

 

サッカーに興味を持ちました!

サッカーは体育の授業でもやっていますが、プロから習うとこんなこともするんだと驚くことがいっぱい!先生の指導もあって、相手のドリブルを止められたのでうれしかったです。ブラインドサッカーも初めてでしたが、見えない中でボールを蹴ったり言葉だけで相手に動きを指示するのが難しいと思いました。

 

 

【ゲスト講師からのメッセージ】

 

夢中になれる「何か」を見つけてほしい

スケート初体験という子どもたちも多く、初めのうちは緊張していたようですが、最後にはみんな1人で滑れるように。「面白かった」「思ったより滑れて楽しかった」という子どもたちの声を聞けて、私もうれしくなりました。何か一つのことに夢中になって頑張ることはすてきなことです。子どもたちには、今日のような経験を通していろんなことに挑戦して、夢中になれる「何か」を見つけてもらいたいですね。そして、その「何か」がスケートだったらいいなと思います。

プロフィギュアスケーター 本郷 理華さん

 

スポーツの楽しさを子どもたちに伝えたい

コロナ禍で運動する機会が少なかったこともあってか、みんな積極的に取り組んでくれました。この教室をよほど楽しみにしていたのか、終了時間になっても名残惜しそうに体を動かし続けている子がいたのが印象的でしたね。子どもたちには、まずは「スポーツは楽しい」ということを知ってほしいと思います。友達と一緒にプレーする面白さ、ボールに触れることの楽しさ、体を動かすことの気持ち良さを経験してほしい。そして、サッカーに限らずスポーツ全体に興味を持ってもらえたらうれしいです。

ベガルタ仙台クラブコミュニケーター 富田 晋伍さん

 

協力し合うことの素晴らしさを感じてほしい

今回子どもたちには、なかなか触れる機会のない障害者スポーツであるブラインドサッカーを体験してもらいました。この競技は、視覚に障害のある選手と、晴眼者が担当するキーパーや選手に指示を送るガイドとが、声をかけ合い協力してゴールを目指すのが一番の魅力。障害のあるなしや年齢、性別などの境目なくみんなで楽しめます。その面白さを子どもたちにも体感してもらえたのではないでしょうか。子ども同士で自然と協力し合う姿も見られました。ブラインドサッカーを通して、スポーツの楽しさやチームプレーの素晴らしさを知ってもらえたらと思います。

コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ 鈴木 里佳さん

 

【FUN-TE!各施設からのメッセージ】

 

常にチャレンジする気持ちを大切に

氷の上は非日常の空間といえます。土の上での一歩に比べて、氷の上での一歩はずっと遠くまで、風を感じながら進むことができるんです。リンクを滑る子どもたちの表情からも、空間移動の面白さにとてもワクワクしている様子を見て取ることができました。本郷さんが披露した演技からも、迫力やスピード感といったスケートならではの魅力を感じてもらえたのではないでしょうか。スケート、サッカー、ブラインドサッカーと、この日だけでいろんなことを学んだと思います。さまざまなスポーツに触れることで、目標に向かって常にチャレンジする心や前向きな気持ちを持ち続けるきっかけになればいいですね。

アイスリンク仙台 阿部コーチ

 

子どもたちのキラキラした目が印象的

スポーツは、自分自身がいかに「やっていて楽しい」と感じられるかが鍵。もちろん勝ち負けも大事ですが、勝負の結果よりも仲間と共にプレーを楽しむことのほうが子どもたちにとってずっと大切だと思います。今回、スポーツに夢中になっている子どもたちの生き生きした表情を見ることができました。スケートを経験したりみんなでサッカーをしたり、この日FUN-TE!で感じたいろんな思いや経験が、子どもたちの原点になればいいですね。

MIFA Football Park仙台 楠瀬さん

 

食で子どもたちを元気に!

今回、当店は子どもたちにランチを提供しました。人は、おいしいものを食べると自然と笑顔になり元気が出るものです。今回のイベントに参加した子どもたちは、成長期の小学4年生。元気にスポーツを楽しんでもらえるよう、手作りハンバーグにチキンといった肉料理メインのメニューにしました。食後、子どもたちから「ごちそうさま、おいしかった」と声をかけてもらえたのはうれしかったですね。おいしいは元気の源です。これからも、未来を担う子どもたちを笑顔にするようなおいしい料理を提供していきたいと思います。

WILD BEACH SENDAI 庄司店長